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アクセルペダルの踏み方・車の運転練習

更新日:3月26日

長年、車の運転を教えていると、普段、運転している方の運転の癖が十人十色だと感じることがあります。タクシーの運転手、友達の運転、送迎車の運転手などなど、


そんな中、初めて車を運転する教習生の方や、久しぶりに運転を再開するペーパードライバーの方の運転で、アクセルの調節がうまくいかない方を見かけます。発進するときに「ウワッ!!」と急発進になってしまったりする方もいます。今一度、アクセルの調節をおさらいしてみましょう。

  1. 急発進する原因

  2. アクセルペダルの悪い踏み方

  3. アクセルペダルの良い踏み方



1.急発進する原因

たまに、タクシーを利用すると乗り心地が悪いアクセルの踏み方をする運転手に会うことがありませんか?車酔いをする方には地獄のような時間だと思います。


急発進は、車を発進させる瞬間にアクセルペダルを強く一気に踏み込むことによって起こる現象です。最初は優しく徐々にアクセルペダルを踏み込めば急発進をすることはありません。そうとはわかっていても強く踏む原因は何でしょう?


1.座席の位置が近すぎる

座席の位置が通常よりも近い方がいます。そうすると、足先とペダルまでの空間が狭く、常に足が緊張状態となり、アクセルを踏むときに緊張がほどけたバネのように一気に踏み込んでしまうことがあります。座席の位置は、ブレーキペダルを奥まで踏み込んだ時、ひざが少し曲がる程度に調節しましょう。


それでもうまくいかない場合は踏み方に原因があることが多いです。


2.アクセルペダルの悪い踏み方

続いて座席位置は良好でも踏み方が悪いと急発進になってしまいます。よくある悪い踏み方がこのイラストの踏み方です。

かかとが床から離れていると、微調節が非常にしづらく、また、一定のアクセル量をキープすることが難しくなってしまいます。


発進のたびに急発進をしてしまい、そのことに運転者自身がびっくりして、アクセルペダルから足を離して、再度踏み込むときに急発進となってしまい、乗り心地が悪くなってしまいます。


3.アクセルペダルの良い踏み方

では、どのように踏めばいいかと言うと、下のイラストのように踏みます。

かかとを床に置いて支点にして足先で踏みます。これで安定して一定量の踏み具合など微調節もしやすくなります。


さらにこの踏み方で、やさしい発進をするために、最初のスタートはペダルを「踏む」というイメージではなく、ペダルを1㎜づつ「なでる」というイメージで操作してみましょう。そして徐々にスピードが速くなってきたら、「踏む」という操作に変えてみましょう。


これで、乗り心地のいいアクセルワークになっていきます。


アクセルやブレーキの調節は乗り心地と深い関係があります。他人から安心して乗ってもらえるようなペダルの調節を繰り返し練習し、自分が意識しなくてもできるようになるまで癖づけて行きましょう。


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